デジタルアーカイブ

公立ミュージアム 様

背景

ミュージアム所蔵の屏風絵は、市街地を精密に描いた1枚の絵を分割して六曲の屏風に仕立てたもので、絵画部分だけでも高さ80cm×幅4m以上あります。屏風自体はさらに大きく場所をとるため、ミュージアムの限られたスペースでは常設展示ができずにいました。
展示してもガラス越しでは精密に描かれた絵を間近に見ることができず、また大きすぎて全体像を把握することも難しいことから、デジタル化のご依頼を頂きました。

 

ソリューション

超高精細デジタル画像作成システムi-RealScopeを使用して撮影を実施しました。当システムは極めて高精細な画像を作成可能で、原資料の持つ色調・風合いを高いレベルで再現できます。
またお客様から高精度を保つために課せられた、以下の条件もクリアすることができました。

  • 一曲の図画部分(80cm×70cm)を合成することなく、一度の撮影で、実寸で300dpi、長辺及び短辺の有効画素数を10,000ピクセル以上で撮影すること。
  • 屏風の保護のため必ず立てた状態で撮影すること。
  • ラットベットスキャナ等、資料にレンズ・ガラス板等が直接触れる方式を禁止する。

 

導入効果

作成した画像は、ディスプレイで拡大表示したり、プリンタで拡大出力することで、来館者が気軽に間近で見ることが可能となりました。また、超高精細画像をスムーズに拡大表示することができるビューワソフトをKiosk端末にセットしてお納めすることで、来館者に屏風絵を、端から端までじっくりと見て頂くことか可能になりました。

 

今後の展望

今後も継続して、貴重かつ教育的価値が高く、広く公開されるべき資料のデジタル化を推進していきます。